飛鳥の四季


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新たしき 年の初めの初春の
今日降る雪の いや重(し)け吉事(よごと)
                     (万葉集:大伴家持)

新年あけましておめでとうございます。
初春の今日
降る雪のようにいいことが続きますように。
家や服も気になったのですが,履き物も気になりました。飛鳥時代の人々が履いていたものはどんなものだったんだろうと。季節によって違いがあるとは思いますが,一般の人々は,ワラで作ったものであったと考えられます。ワラを幾重にも編んで作ったブーツみたいなものでしょうか。
もう誰もいなくなりました。撮影隊もお帰りです。
5時には真っ暗になりますから長居はしないほうがいいでしょう。
いつもは暗い夜道でしょうが,今日だけは白く光ります。雪の暖かみを感じます。棚田から飛鳥駅の前に戻ったとき,傘をさした女の子に出会いました。「早く帰った方がいいよ」と声をかけたくなりました。このごろは危ないことが多すぎて。
橘寺のお堂の中で正座をします。足が冷えてすぐに痛くなりました。昔の役人は寒い日も板の上に正座をして,仕事をしていたのでしょう。痛いのを我慢していたのか,当たり前のこととして慣れていていたのか。どちらにしても偉いと思いました。
「我が里に大雪降れり大原の 古りにし里に 降らまくは後」
                      (万葉集:天武天皇)

当時はどれほどの雪が降っていたのであろうか。宮は白く化粧をしたけど大原はこれから降り始めるのだろうな。
大原(現在の明日香村小原)は宮から東へ300mくらい歩いたところか。降り始める時間に差があるとは思えないけど,ちょっとした洒落と理解しておこう。

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