石川丈山(いしかわじょうざん)[1583~1672年]

現在の愛知県安城市で松平家の家臣の子として生まれました。本名は重之、幼いころより文武両道に優れていたと伝えられています。武士として徳川家康に仕えましたが大坂夏の陣後は浪人として京都で暮らしました。林羅山と交流があり、藤原惺窩(ふじわらせいか)を師として儒学を学びました。その後、武士として、和歌山や広島で暮らすこととなりましたが、京都にもどって詩人となりました。京都の詩仙堂で漢詩人として過ごしました。