賀茂真淵(かものまぶち)[1697~1769年]

静岡県浜松市の生まれで万葉集などを研究した国学者であり歌人です。父は生家に近い神社の神職をしていました。真淵は梅谷家の養子となりますが30歳で家を出て京都で荷田春満(かだのあずままろ)から国学を学びます。後に江戸に出て第8代将軍吉宗の次男の徳川宗武(とくがわむねたけ)に仕えながら国学を教えました。賀茂真淵は大和を訪れた後伊勢参りをしました。その際、松坂で年若い本居宣長と対面しました。(「松阪の一夜」)その時以来文通を重ね本居宣長は賀茂真淵の弟子となりました。

賀茂真淵記念館(静岡県浜松市中区東伊場一丁目22番2号)

記念館内に展示されているためホームページでの公開について管理者様より直接許可をいただきました。その際、お時間をとっていただき賀茂真淵の生い立ちなど詳しくお話を聞くことができました。ありがとうございました。

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