源義光(みなもと のよしみつ)・新羅三郎(しんらさぶろう)[1045~1127年]

前九年の役に続いて起きた後三年の役では兄の源義家は藤原清衡とともに清原武衡や家衡と戦っていました。しかし、戦いは決して優勢ではなく、その様子を京都で知った義光は兄を助けることを朝廷に願い出ました。朝廷はこれを許さなかったため役職を辞して陸奥に向かいました。そして、清原氏を現秋田県横手市の金沢柵で勝利しました。義光は笙(しょう)の名手でもありました。