楫取素彦(かとり もとひこ)・小田村伊之助[1829~1912年]

山口県萩市で生まれました。小田村家の養子となり小田村伊之助(おだむら いのすけ)を名のり、吉田松陰や久坂玄随ら松下村塾の塾生らと深い関係がありました。 最初の妻は吉田松陰の妹の杉寿(久子)、後に松陰の妹杉文(美和子)と再婚しました。維新後群馬県の県令となり養蚕・製糸業に力を入れ富岡製糸場の発展や教育振興に尽力しました。名県令と称えられています。