河田小龍(かわだしょうりょう・しょうりゅう)[18241898年]

高知県で生まれ、本名は維鶴(これたず)です。絵師として二条城襖絵修復にたずさわっていましたが、土佐藩の命によりジョン万次郎帰国後の聴聞と生活支援を担当し、これにより欧米と日本との大きな違いを意識するようになりました。万次郎の語りを本にまとめ幕府に届けられました。また、親交のあった坂本龍馬に諸外国との貿易が日本を変えることを説きました。