前田利長(まえだとしなが)[1562~1614年]

 前田利家の長男として尾張の荒子城(愛知県名古屋市)で生まれました。幼名は犬千代です。父利家とともに羽柴秀吉につき従い、柴田勝家と戦いました。豊臣秀吉に仕え、利家から家督を譲られると五大老の一人として石川・富山を治めました。後に徳川家康につき、関ヶ原の戦いの後に加賀藩の初代藩主となりました。