市川團十郎(いちかわ だんじゅうろう)[1838~1903]

九代目 市川團十郎 江戸時代初期から続く歌舞伎界随一の大名跡。荒事(あらごと)と呼ばれる豪快な芸風を確立し、数々の名演目を生み出しました。特に明治期に活躍した九代目市川團十郎は、「劇聖」と称される名優で、演劇改良運動を進め歌舞伎の社会的地位を高めました。東京・浅草寺の境内には、代表演目『暫』の衣装をまとった九代目の銅像が建ち、浅草と歌舞伎の深い縁を伝えています。